月曜日

食道がんの種類について

食道がんの多くは、食道の中央付近にがんができるタイプが多いようです。もしくはそれよりも下付近のあたりにできます。

食道がんの特徴としては、他の臓器に近いのですぐにがんが広がっていく可能性が高いという点です。

食道がんが転移しやすい臓器としては、肺、肝臓などが多いようです。また、リンパ節への転移もあります。

食道がんを種類分けすると、大きく2種類に分かれるようです。

まず一つ目は、食道の内側の粘膜層にできる食道がんのタイプで、これを扁平上皮がんと言います。とりわけ日本では、食道がんのほとんどはこの扁平上皮がんであると言われています。

そして、残りの10%程を占めているのが、食道がんの中でも腺という場所にがんが生じる種類の食道がんです。

さらに細かい食道がんの分類になると、食道がんの位置によって名称が変わります。頸部にできれば頸部食道がん、胸部にできれば胸部食道がん、腹部にできれば腹部食道がんなどです。

発症が非常に稀なケースとしては、腺扁平上皮がん、メラノーマ、プラズマ細胞腫などという食道がんの種類もあります。

また、食道がんの場合も当然ながら、食道がんの種類によっても、またどの程度の症状の進み具合かによって治療の方法もだいぶ異なってきます。