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食道がんの発症率について

食道がんの発症率は、年々日本では1万人以上は発症している方がいるということでがんの中でも発症する割合が高まっているがんの一つです。

死亡者数だけでみても毎年1万人以上の死者を出していると言われていて、生存率に関しても低いといった印象です。

食道がんを発症する年齢は、およそ50歳を過ぎてからの発症が目立ちます。そして、年齢が高齢になればなるほど発症率も徐々に増加するような感じです。

食道がんの発症率を男女比で見た場合、男性の方が圧倒的に高く、女性よりも6倍以上であると言われています。

ちなみに、男性のがんで亡くなる人の数は、がんの中でも10番目以内に入ると考えれます。

どうして男性が多いのかというと、実際のところはあまり明確になっていないのかもしれませんが、恐らく飲酒や喫煙が男性の方が多いからかと考えられますが、女性でも最近は飲酒や喫煙の量は男性とそれほど大差がなくなっているので、今後は女性でも食道がんを発症する可能性は増えるのではないかと予想されます。

このように、食道がんは発症率も平均的に高く、死亡者数も多いがんであるという統計もありますが、治療の進歩により、最近ではうまく手術がいけば回復も見込まれるがんになってきています。